じゃがいも天国!知られざるリトアニア グルメ

ラーバス!(こんにちは) 私はリトアニア出身のアナスタシアです。

先日、数年ぶりにリトアニアに帰郷しました。

リトアニアは日本ではあまり聞かない国名ですが、ヨーロッパのバルト海沿岸の最も南にある国で、ポーランドやラトビア、ベラルーシの国境に接しています。

久々に帰郷して友達とレストランで自国の料理を食べていたのですが、日本では自炊しています。
なぜなら日本にはリトアニア料理店はありません。
食べたければ自分で作るしかありません。

今回は、日本ではあまり馴染みのないリトアニアの 食習慣 について記事にしたいと思います。


突然ですが、クイズです。

皆さんの北ヨーロッパの人々の料理や食習慣のイメージはどういったものでしょう?考えた事はありますか?

リトアニア料理で日本でも有名なメニューが2品あります。

それは何と何だと思いますか?

ヒントは、おそらく日本人のほとんどが一度は口にしているメニューです。

正解は記事の最後にお知らせします。


リトアニアの食事情で先ずは主食の一つとも言える食材についてお話します。

日本ではドイツといえばジャガイモとビールというイメージが強いかと思います。
けれどもドイツだけでなくヨーロッパ全土でもジャガイモは主食の一つとして食卓に上ります。
なので北ヨーロッパに位置するリトアニアでも、私たちは日本の皆さんがびっくりするほどたくさんジャガイモを食べます!

私たちはジャガイモから餃子を作ったり、ポテトパンケーキ、ポテトパイなど、あらゆる料理にジャガイモを入れて使います。 

ジャガイモだけで生きることができると思いますか?下の写真を見てみてください。
ヨーロッパで食べられているたくさんのジャガイモ料理が並んでいます・・・・美味しそうでしょう!

まだまだお見せするものがあります !


リトアニア料理は、主にポーランドやロシアなどの近隣諸国の影響を強く受けました。

そのため隣接諸国の料理は多少の違いしかないので、どの国の伝統料理か分かりづらいです。


寒い国に位置するリトアニアでは日本人よりも多くのカロリーを摂取するので、私たちの食べ物はかなり油っぽいです。
国内は山がなく平地で、肉や乳製品の生産に必要な牛がたくさんいます!
いつかリトアニアを訪れることがあれば、皆さんがびっくりするほど多種類のチーズが揃っていますのでこうご期待!

リトアニアの野菜の種類は日本よりも少なく、少ない種類の野菜から工夫して様々な料理を作り上げます。


自然と密接に生活しているリトアニア人は、スーパーで食材を買えば何でも揃う現在でも、毎年夏から秋にかけて森に食材を探しに行くのが大好きです。
私たちはキノコ狩りをしたり、ハーブやベリーを森に摘みに行くんです!
こういった食材はほとんどが栽培できないので、私たちは森での食材探しを楽しんでいます!

森の収穫を楽しんだあとは、ベリー系(ラズベリー・コケモモ・クランベリー)はそのまま食べたり、ジャムにしたりします。
きのこは焼いたり、冬の保存食のために干したりします。

リトアニアの冬は作物が採れないため、冬の保存食の文化が根付いています。
野菜をジャーに漬物にしていたり、フルーツなどを瓶詰めにしたり家によって味が違います。


さて先程のクイズの答えはこちら!

もしあなたがリトアニアに行ってお腹がすいたとしたら、近くのスーパーマーケットに行ってください。
そして、ポテトサラダやロールキャベツを試してください!

こちらは日本でもお馴染みの料理だと思います。
ここで、日本でポテトサラダと、ロールキャベツをリトアニアっぽくアレンジする秘訣をご紹介します。

ポテトサラダ

サワークリームとグリーンピースを加えます。
さらにゆで卵を入れると美味しくなります!

ロールキャベツ

サワークリームとトマトペーストを入れてロールキャベツを煮込みます。

ちなみに、リトアニアではサワークリームはジャガイモと同じくらいたくさん食べられています。

次回はレシピの記事を載せるのでお楽しみに!

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